Q1 電子入札とはどのようなものですか
Q2 電子認証とはどのようなものですか
Q3 電子決裁とは何でしょうか
Q4 電子入札全般を知るにはどうすればよいのでしょうか
Q5 電子入札についての説明会はないのですか
Q6 電子入札に参加するには、どのような手続きが必要なのですか
Q7 電子入札に参加するには、どのようなハード、ソフトが必要なのですか
Q8 電子入札内容はどこを閲覧すれば良いのですか
Q9 電子入札の手順で必要となる鍵の意味を教えてください
Q10 1度目の入札で全社予定価格以上であった場合、2度目も予定価格以上であった場合など、パソコンの前で待機するようになるのですか
Q11 電子入札の為の設備投資は必要ですか
Q12 電子入札により、落札した後の契約業務は以前のやり方とはことなるのですか

Q1 電子入札とはどのようなものですか

A1

国土交通省では、現在の入札・契約等の公共事業の発注方式を、紙ベースによる従来の方式から、インターネットを利用した方式に改めようとしています。そのため、建設CALS/ECアクションプログラムを策定し、フエーズ1〜3までの3段階毎に実施する施策を決めました。現在はフェーズ2(1999−2000年度)にあり、一部の直轄工事において電子による調達システムの試行と、設計図書・完成図書・工事写真等の成果物の電子納品を開始しています。まず、国土交通省では平成13年4月より、直轄事業の調達情報(発注予定・発注情報・入札結果等)をインターネット上で公開しています。応札を希望する業者は資格さえ有していれば、誰でも・何処からでも自由に入札に参加することができるようになりました。さらにフェーズ3(2003-2004年度)では、すべての直轄事業において電子入札が採用される予定です。


Q2 電子認証とはどのようなものですか

A2

電子入札精度では、これまでの相対取引と異なり、見えない相手との取引をすることになります。入札業務において「改竄」「なりすまし」といった不必要なトラブルを排除するためには送信相手を確認する必要があります。そのためのシステムとして、電子認証があります。確かに 本人であるということを第三者である「電子認証局」が証明してくれることになります。


Q3 電子決裁とは何でしょうか

A3

企業間の商取引に伴う決裁をこれまでのように銀行等の金融機関を介することなく、双方向で電子的に行うことを電子決裁といいます。そのため、送信手段やプロトコルを双方で取り決め、通信途中で他者により、改竄や覗き見をされないよう暗号化する必要があります。なお、電子入札についても同様に暗号化技術が採用されています。


Q4 電子入札全般を知るにはどうすればよいのでしょうか

A4

(財)日本建設総合情報センター(JACIC)近畿地方センターでは、建設CALS/ECを設置しており、電子入札の疑似体験ができます。平成13年10月から一部の国土交通省発注工事、及び建設コンサルタント業務で導入される電子入札の疑似体験システムを導入しました。発注者側と受注者側の電子入札の流れをリアルタイムに体験できます。


Q5 電子入札についての説明会はないのですか

A5

電子入札コアシステム開発コンソーシアム(2001.7.18設置)が該当します。電子入札について必要な情報を収集できます。既に2001.7.18に初の特別会員会議がありました。なお、地方公共団体は会費無償です。又、国土交通省や土工協のホームページなどからの情報収集に努めて下さい。

http://www.cals.jacic.or.jp/


Q6 電子入札に参加するには、どのような手続きが必要なのですか

A6 まず、電子認証局に登録し、本人(業者)であることを証明してもらうICカード(有料)とそれを読み取る専用のタードリーダを購入する必要があります。通常、入札に際しては、ICカードを入札に用いるパソコンに設置したカードリーダーに差し入れて使用するため、入札事業所毎に必要です。そのため、大手の全国業者だと数枚〜数十枚必要といいます。また、入札者名を誰にするか(ICカードを誰の名前で登録すべきか)といった準備や、入札の社内承認方法の整備の他、入札に必要とされる資格者の名簿や工事実績等はコリンズに登録してあることが前提となります。

Q7 電子入札に参加するには、どのようなハード、ソフトが必要なのですか

A7 インターネットができる環境があれば可能です。但し、入札に際して一旦値入れをすると取り消すことは不可能ですから、入札用のパソコンとICカードの管理には注意が必要です。

Q8 電子入札内容はどこを閲覧すれば良いのですか

A8

「入札情報サービス(PPI)」「電子入札システム」というものがありそこから閲覧できます。無償です。

http://www.ppi.go.jp/


Q9 電子入札の手順で必要となる鍵の意味を教えてください

A9 電子入札方式では、暗号化された送信データを定められた人物のみが解読できることが大切です。そのための鍵として「共通鍵」と「公開鍵」の2つの方法があります。共通鍵は発信者と送信者が同一の鍵を有する方法ですが、相手の数だけ鍵が必要となり管理が煩雑となります。一方、「公開鍵」は公開鍵と個人鍵のペアで暗号化と複合化を行う仕組みです。公開鍵で勘合化したデータは個人鍵でのみ複合化が可能となります。通常の業務はこうした仕組みを意識せずに利用できるようになっていますので、特別の知識は必要ありません。

Q10 1度目の入札で全社予定価格以上であった場合、2度目も予定価格以上であった場合など、パソコンの前で待機するようになるのですか

A10 入札が不調になった場合、メールで応札者全員にその旨が連絡されます。通常は、再入札を希望する業者を募り、予定価格の範囲内に納まるまで入札手続きが進められます。

Q11 電子入札の為の設備投資は必要ですか

A11

Q5の回答を参照ください。特別の設備投資は必要ありませんが、やはり、入札用のパソコンは通常使用するパソコンとは別の管理が必要でしょう。


Q12 電子入札により、落札した後の契約業務は以前のやり方とはことなるのですか

A12 発注者が入札希望者を集めて、現場説明会を開き、後日、質疑応答を行う方法に変化はないと思われます。但し、質疑は文書ではなく、電子掲示板等が利用されるようになると思われます。また、入札に際しての図面等の入札説明書は「入札情報サービス(PPI)」からダウンロードするようになります。